2022/11/06
Schott(ショット)の代名詞である「ONESTAR RIDERS (ワンスター ライダース)」が誕生してから約半世紀が過ぎた現在、いまだに色褪せることなくライダースジャケットの定番として常にそこにあるマスターピース。そんなアイコンジャケットを、いま活躍しているONESTAR MAN & WOMANに着用してもらい、各々のライフスタイルを背景としたスペシャルインタビューを敢行した。
シーズンⅡ、第2回目のゲストは、自由が丘から最新のN.Y.を発信し続けるデリのオーナー「振角 勇輔」さん。N.Y.を知り尽くした「振角 勇輔」がN.Y.初ブランド「Schott」のONESTAR RIDERSを身に纏い、自身やレザーにまつわる話を聞かせてくれた。
-どんなシーンでレザージャケットを着用しますか?
普段あまり着ていないのですが、着用するのに気を張るイメージですね。もっと軽やかに着ればいいんですけど、どうしても気合が入ってしまいますね。学生時代にレザーを着ていた頃はロックなイメージで着ていました。当時も着ると気合が入る感じでした。でもこれからは気負わず着ます(笑)。
-アメリカのイメージ、またエピソードがあれば教えてください。
自分はアメリカと言っても東海岸とハワイしか行ったことはないので、自分の中では「アメリカ=NEW YORK」のイメージになってしまいます。N.Y.大好きですね!
狭い地域にあらゆる民族が共存している、凝縮された世界なのであらゆる分野の先端がキャッチできると思います。最初にN.Y.に行ったのは家族旅行で中学生の頃でした。いきなり空気感にやられましたね、バイブスがバッチリ合いました(笑)。
それ以来ハマってしまい、社会人になってからも、休みの度にNYに行くような生活を送っていました。コロナのことがあったので、10月に1年ぶりのNYに行くのですごく楽しみです。英語は日常会話レベルでしか話せないが、バイブスで通じます(笑)。熱意を持って話せば向こうも色々と共感してくれるので話は通じていると思います。SchottのN.Y.店(Schott N.Y.C)には行ったことがなかったので、渡米した際にお邪魔してみます。
ちなみに今気に入っているエリアを強いて挙げるならば、ブルックリンのパークサイドですかね。ジャマイカ街なんですけど、平日も昼間からパーティーをしているくらいなので、夜はもちろんガンガンに音を出していいて、うるさくて眠れません(笑)。だけどご飯はものすごく美味いし生活感もモロに感じられます。少し移動すると閑静なプロスペクトパークがあったりとギャップがすごい(笑)その意味でザ・ニューヨーク。すごく新鮮なカルチャーを感じますね。
-ONESTARのコーディネートにマストなアイテムを教えてください。
いま履いている黒のチャックテイラーですね。シンプルなデザインだけど歴史がある、ショットとの共通点でもあると思ったので。N.Y.ヤンキースのキャップはライダースに合わせたわけではなく、日々のマストアイテムですね。今日被っているのは、「AWAKE」とのコラボアイテムです。
-ファッションでのこだわりがあれば教えてください。
そこまでしっかりとしたこだわりはないのですが、普段はゆったりとしたファッションが多いので、ライダースもワンサイズアップが気分ですね。またNYを感じることができるアイテムは何かしら常に身に着けてます。あと先ほども言いましたがキャップは髪が伸びてきたらほぼ毎日被ります(笑)。はい、もちろんヤンキースです。メッツではありません(笑)。
-バイクにまつわるお話があれば教えてください。
バイクは乗っていませんね、車は毎日乗っていますけど。NYで運転ですか?運転はしません。N.Y.は地下鉄とバスでどこでも行けますから。乗ったことのない路線とかにも出会いってたくさんあるんですよ。ただの移動ではなく、僕の中ではアイディアキャッチの時間なんです。N.Y.はどこでもヒントが落ちているんです。
ちなみに地下鉄の路線では「L線」が好きなのですが、しょっちゅう遅れたり止まったりするんですけど、一向に来ない電車をみんなしてホームで覗き込んだりして、それがまた哀愁があっていいんですよね、分かりませんよね(笑)。
-今後の展望をお聞かせください。
今年中に新しいお店を中目黒にオープンする予定です。詳細はこれからなのですが、かなりタイトなスケジュールですね(笑)。ここ(自由が丘)と同じデリのお店で、もう少し広くなる予定です。ゆくゆくは中目黒を旗艦店にしていきたいなと考えています。
その先の夢ですか?NYに移住ですかね、やっぱり。今のペースで年に何回か行って、フレッシュな気持ちを持ち帰るのもいいんですけど、やはり最終的にはN.Y.に住んでみたいかなと。向こうに仲間もたくさんいるし、今でも居心地はイイんですけど、日本の住みやすさと利便性は捨てがたいというのも本心ではありますね。当面はこのお店と新店を中心にN.Y.のアンテナショップとして、フードやファッション、音楽などフレッシュな情報を発信するキュレーターとして頑張っていこうと思っています。
お店のオープン前にお邪魔して、開店前の忙しいタイミングにも関わらず、取材中ずっと優しい笑顔でN.Y愛を伝えてくれた振角さん。N.Y.の話を振ると、たくさんの面白い話で返してくれて止まらなくなってしまい、あっという間にお店のオープン時間を迎えてしまったため、やむなく取材を終了したが、もっとお話しを聞いていたくなるくらいN.Y.に関する引き出しが多い。我々もN.Y.に行く機会がある場合は、まずは振角さんに相談してから行くことにしよう。
▼今回撮影させていただいたのはこちら!
【NEW NEW YORK CLUB -JIYUGAOKA-】
東京都 目黒区緑が丘2-15-14
TEL 03-6459-5669
営業時間 11:00-20:00(金・土は23:00まで営業中)
NEW NEW YORK CLUB オーナーの振角 勇輔さんに着用していただいた革ジャンはこちら!
217US SHEEP ONE / シープワンスター
No.7823950093
COLOR:BLACK