2022/11/12
Schott(ショット)の代名詞である「ONESTAR RIDERS (ワンスター ライダース)」が誕生してから約半世紀が過ぎた現在、いまだに色褪せることなくライダースジャケットの定番として常にそこにあるマスターピース。そんなアイコンジャケットを、いま活躍しているONESTAR MAN & WOMANに着用してもらい、各々のライフスタイルを背景としたスペシャルインタビューを敢行した。
シーズンⅡ、第8回目のゲストは、K-1ファイターの「玖村 将史」選手。大阪からやってきたスーパーバンタム級の戦士「玖村 将史」がONESTAR RIDERSを身に纏い、普段あまり聞くことのできないファッションに関するインタビューに応じてくれた。
-格闘技を始めたきっかけは?
3兄弟の末っ子なんですけど、兄たちが空手を習っていて、小さい頃って家に置いていけないから道場に連れていかれるじゃないですか。兄たちが習っているのを見て、自分もやってみたいって言って、当時3歳でしたけど(笑)。なので格闘技歴は長いですね。空手時代は防具があるので親も心配していませんでしたが、プロになってからはとにかく母が身体や怪我のことを心配してくれて。いまも毎試合応援に来てくれていますが、最近は見慣れてきたみたいで、そこまで心配してないんじゃないかな(笑)?いや、してくれていると感じています!
-玖村選手がイメージするショットとは?
大人が着ているレザージャケットっていうイメージですね。まだ大阪にいたころ、堀江にあるショットのお店に行っていました。若いころ、いや今も十分若いんですが(笑)、10代の頃は先輩たちが着ているのを見ていいなぁと思っていました。
-どんなシーンでレザージャケットを着用しますか?
気分を変えたいときですかね?通常運転からギアをあげる時だったり?そこまで意識したことはないですが、思い返すと気合が入っているときは着ていた気がします。やっぱりレザーって気持ちが締まるというか、着るとスイッチが入るというか自然と「よしっ」てなりますね。気持ちが入った現場だと着ているイメージです。どういう現場かはプライベートなので内緒です(笑)。とはいえレザージャケットってカジュアルアイテムだし、シンプルになにも考えず、着たいときに着ていますね。
-ONESTARのコーディネートにマストなアイテムを教えてください。
シルバーアクセサリーとデニムパンツです。今着ているワンスターのメタルパーツもシルバーなので相性がいいと思って合わせています。お気に入りはエルメスのネックレスですね。カジュアルの中でもエレガントな雰囲気が作れるのでお気に入りのアクセです。デニムパンツは普段のコーデでも合わせることが多いので必然的にチョイスしている感じですが、どちらもアメカジテイストとしてイイ組み合わせだと思っています。
-ファッションでのこだわりがあれば教えてください。
シルエットですね。体型に合った全体的なフォルムは気にしています。トップスにはゆったりめなアイテムを合わせることが多いので、ボトムスはタイトなアイテムを使って、カジュアルながらも、だらしなく見えないような着こなしを心がけています。ジムでもトレーニングウェアとかでは来ないですね。一応ラフなりにお洒落に気を付けたスタイリングで来るようにしています。
-今後の展望をお聞かせください。
まずはK-1スーパー・バンタム級(55kg)チャンピオンですね。チャンピオンになって、そこに留まるのではなく、階級関係なしで最強を目指します。誰にも負けない「K-1の顔」になることが目標です。アメリカにも修行に行ってみたいですね。行ったことないんですけど、西海岸とかいいですね、3~4か月くらい武者修行したいです。新しいファイトスタイルになりそうな気がしますけど。最終的にはラスベガスで試合ができるくらいK-1を盛り上げていきたいと思っています。
取材場所の五反田K-1ジムに現れた若きK-1戦士は、イマドキの爽やかな青年で、我々取材スタッフに対しても物腰柔らかく、質問一つひとつに自分の言葉で丁寧に答えてくれた玖村さん。しかし、トレーニングウェアに着替えて練習風景の撮影になってから空気は一変。サンドバッグに向かった瞬間に玖村さんのスイッチが切り替わり、一瞬でK-1ファイターのオーラを全身から漲らせ、しゃべりかけられない雰囲気に。練習風景を撮り終えると、また一瞬で闘気を消して話しやすい雰囲気に。プライベートや家族の話を楽しそうにお話ししてくれたイマドキ若者の顔と、戦闘モードに入った戦士の顔、一流選手のオンオフの切り替えを目の当たりにした貴重な瞬間は忘れられない。
今回、K-1ファイターの玖村 将史さんに着用していただいた革ジャンはこちら!
613UST ONESTAR TALL/ワンスタートール
No.7823950084
COLOR:BLACK