2025/10/28
創業112周年を迎えたSchottを代表する革ジャン「ONESTAR」。
1950年代の販売当初から変わることのない普遍的なデザインは、現代でも多くの愛好家により支持されている。
そんな「ONESTAR」を愛してやまない各業界のワンスターラバーズ"ONESTAR'S"にインタビューを敢行。
今回の"ONESTAR'S"はモデルで先日公開したSchottのショートドラマで「ジュリ」役を演じていただいた「NANA」さん。
取材当日、待ち合わせ場所である横浜の駐車場に、愛車であるエメラルドグリーンのアメ車で颯爽と登場した「NANA」さんは、あの大きなアメ車を操ることが想像できないほど華奢で素敵な女性。筆者(男性)でも運転をためらうくらい大きなアメ車の車庫入れを一発で決める可憐でかっこいい「NANA」さんに、色々とお話を伺った。
もちろんONESTARを纏って。
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-NANAさんがイメージするSchottとは?
NANAさん:シンプルですけどかっこいい人が着ている、ですね。
自分らしく生きていて、志を持っている人が着ているイメージです。
多分ですけど、私が初めてライダースジャケットに出会ったのは子供の頃で、幼馴染の両親がハーレーに乗っていたんですけど、バイクに乗るときにレザージャケットを着ているのを見て、子供ながらに「かっこいいなー」って思っていました。
そういうところから、自然にアメリカンなテイストが浸透していたのかもです。
他にも母がゴスペルの伴奏をしていて、小さいころから海外の音楽を聴くのが当たり前の環境だったことで、日本の曲をほとんど聴かずに育ってきたことも少なからず影響していると思います。
-アメリカにまつわるエピソードなどありますか?
NANAさん:アメリカはニューヨークとハワイに行ったことがあります。
ニューヨークヘは絵を見るために美術館を巡っていました。特に危ないことは起きませんでしたね、ほぼマンハッタンでしたし。
海外に行くとその国、地域の独特な匂いってあるじゃないですか。ニューヨークは、色々なものが入り混じった匂いと色を感じました。
決していい匂いじゃないんですけど、説明が難しいですね(笑)。刺激的な街ですよね、ニューヨークは。

NANAさん:ハワイはとにかく気候も人も温かいイメージです。
困っていれば助けてくれるし、基本的にピースですよね。アメリカ以外にも海外には行く機会があって、色々な国の文化に触れると、私の居場所は日本じゃない、と思ってしまいます。
結構自分の意見をはっきり言ってしまうタイプで、自分を曲げてまで他人に合わせることもしないので、日本じゃない国のほうが、しっくりくるのかな?とかも思います。もちろん日本も大好きですよ(笑)。
-NANAさんの愛車について教えてください。
NANAさん:愛車はポンティアックの1962年式「CATALINA」です。
家族全員が車好きで、実家の車がマニュアル車でした。
小さい頃からそれが当たり前だったこともあり、車はライフスタイルに欠かせません。
それで車を探しているときに出会ったのがこの「CATALINA」でした。
欲しいアメ車があったのですが、高くて買うことができず、どうしようと考えていた時に出会ったこの車に完全に完全に一目ぼれです。

NANAさん:出会った瞬間に即決で「あ、これ買います」みたいな(笑)。
特にカスタムはしておらず、前のオーナーさんがしっかり修理してくださったので、そのままで乗っています。
もちろん古い車なので常にトラブルと戦っています。
故障も出ますが、それも可愛くてしょうがないですね。好きなポイントは後ろから見たフォルムなんですが、このサイドにあるフィンのようなラインが好きなんです。
-モデルとしてのこだわりなどあれば教えてください。
NANAさん:モデルとしてお仕事するときって、現場以外にも色々な方が携わるじゃないですか。
商品ができ上がるまでにたくさんの方が関わって、撮影の際にもフォトグラファーさんがいて、スタイリストさん、ヘアメイクさん、アシスタントさんまで現場にいらっしゃる皆さんが、今回モデルとして私を選んで良かった、と思っていただけるように全力で取り組んでいます。
中途半端が何事においても嫌いで、休憩中とかにクライアントさんに商品のお話を伺って、どう意図で作られたアイテムなのか、どういうこだわりがあるのかを確認したほうが、何も知らないで撮影するよりもよくなると思っているので。
単純にお話しするのが好きって言うこともありますけど。でも全然違うと思っているので、そこの意識は大事にしています。
-ONESTARのコーディネートにマストなアイテムを教えてください。

NANAさん:マストアイテムは普段から身に着けている母から譲り受けたアクセサリーたちです。
すごく大事なアクセサリーで、いつも支えてくれてるなーって思うアクセサリーなんです。ワンスターを着るときは、強くいたいときとか自分らしさを出したいときなので、このアクセサリーとこの車、そして赤いサングラスがベストなコーディネートですね。
-NANAさんの趣味、ライフスタイルについて教えてください。
NANAさん:田舎育ちなので自然が好きなんです。
だから山とか海、川に遊びに行ったり、キャンプしたり釣りしたり、自然で遊ぶことが多いですね。
カフェでお茶するよりも、山に登る方が断然楽しいですね。
ただ、キャンプとか登山の時はこの車ではなく友達に乗せてもらいます。
山道だと車が止まってしまったり、道が狭くて通れなかったりするので。
NANAさん:あと、次にバイクを買う予定です。
ライフスタイルは全然女子らしくないですね(笑)。
バイクはハーレーのショベルを考えていて、シフトはジョッキーにしたいんです。
まだ大型の免許はないのですが、ハーレーの納品のタイミングに合わせて大型免許を取る予定です。
-Schottのショートドラマで「ジュリ」役を演じてみていかがでしたか?![]()
NANAさん:台本読ませていただいたときに、関西弁だったら、そのまんま私だな、って思いました(笑)。
すごく自分っぽい役でした。
あまり他人に弱みを見せたくない、無意識で強がっちゃう性格なので、そこは「ジュリ」もそうなのかなって思いながら演じていました。
「ジャン」(ショートドラマの主人公)に対して素の自分をぶつけられないもどかしさとか、すごく自分に似ていると思いました。
演じる、というお仕事が初めてだったんですけど、めちゃくちゃ楽しかったです!標準語は難しかったですけど(笑)。
-今後の展望などあれば教えてください。
NANAさん:私、やりたいことがいっぱいあるんですよ。
自分でも一つに絞ったほうがいいとは思っているのですが、とりあえずやりたいことを全部やって、買いたいものは全部買って、行きたいところには全部行って、自分を極めたいと思います。
行動してみないと自分に合うか合わないかがわからないじゃないですか。
だからたくさんチャレンジして自分に何が合うのかを見つけてみようと思います。
どういう道に進むか、今はまだ見えていませんが、自分の人生なのでどっちに転んでもいいかなと思っています。
毎日がアップデートなので(笑)。

